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2011年12月29日木曜日

自由帳から(vol.1)


 旧商家丸一本間家の2階休憩スペースには来館された方が自由に感想などを書いていただけるよう自由帳を置いてあります。冬季閉館の間に書かれたコメントを数回に渡ってご紹介していきたいと思います。

久しぶりの増毛町...時間が止まった様に残っている建物を見学し、「へーっほーっ」と言ってしまう!
また、見学に来ます。

 比布町NPO法人S様(4月28日)
※ありがとうございます。またのご来館をお待ちしております!

初めて見学にきました。平成9年まで住居として使用していたということにおどろきました。たのしかったです。
 札幌A・S様(4月29日)
※楽しんでいただけて幸いです。復元保存工事の直前まで実際に本間家の皆様が住んでらっしゃったのです。「冬は寒くて...」とおっしゃっていました。

増毛に来て毛も増し、大好きになりました。ありがたや、ありがたや、ナムナム
 (4月30日)
※毛が増したのですか!霊験あらたか!

今日は旭川から増毛ノロッコ号に乗ってフリー散歩をして旧商家丸一本間家と元陣屋を見学したんだけど、とても良い施設だし勉強になります。海の色も青空もとてもきれいでした。なんか幸せです。一人旅は大好きです。
 (5月3日)
※ご来館ありがとうございます。日本海の海は太平洋側と違って濃い群青色だと言われます。また素敵な海を見にご来町くださいませ。

おじいちゃんが生まれてすぐ(の頃)の家がみられてかんどーでした!
 S(8歳)様
※本間家が完成したのは明治35年、今から109年も前なんです。おじいちゃんが生まれた頃はこんな蔵や石造りの家がたくさんあったんですよ。

 まだまだたくさんの書き込みをいただいています。次回以降にたくさんご紹介いたしますね。
 /小野

2011年11月9日水曜日

23年度閉館のご挨拶



 旧商家丸一本間家は11月9日(水)を持ちまして今年度の営業を終了いたします。今年もたくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。
 本間家の名物ガイド、松本さんから閉館にあたってのご挨拶です。

2011年10月4日火曜日

「遠野の昔ばなし」が開催されました。


 10月1日と2日、旧商家丸一本間家今年度最後の事業「遠野の昔ばなし」が開催されました。オープニングではフルート奏者の佐藤ゆめさんが「ふるさと」や「赤とんぼ」など、懐かしい童謡の名曲を演奏され、その後遠野の昔ばなしを伝承する「いろり火の会」の工藤さのみさんが昔ばなしの語りを披露。


1日は遠野の三大話と言われる「おしらさま」、「かっぱ」、「ざしきわらし」のお話の他、「もものこ太郎」、「ネズミのすもう」など9話が話されました。
最後には明治時代に起きた大津波を伝える「つなみ」という話も披露し、語り継いでいくことの大切さを民話を通じて伝えたいと語りました。

2日目は「海のはてのはなし」、「極楽を見てきたばさまのはなし」、「くらぼっこ」など10話が披露されました。嫁と姑の確執を笑い話にしたという「8月のだんご」などのお話では会場から大きな笑い声も。温かみのある工藤さんの語りに、時にはしんみり時には大笑いしながらの楽しい時間となりました。


 ご出演いただいた佐藤さん(左)と工藤さん(右)。すてきな演奏と語りをありがとうございました。旧商家丸一本間家の平成23年度の事業は全て終了となります。

/小野

2011年9月21日水曜日

今年最後のイベント、「遠野の昔ばなし」開催です!


 本間家の今年最後の事業、「遠野の昔ばなし」を開催いたします。民話の里、遠野地方に語り継がれる様々な不思議なお話。今回は遠野の語り部「いろり火の会」から会長・工藤さのみさんをお迎えして、楽しくも心温まる民話の数々を披露していただきます。

期日:
第一部 10月1日18時~
第二部 10月2日10時30分~
(それぞれ約1時間30分)
会場:旧商家丸一本間家
料金:無料




いろり火の会紹介(遠野物語研究所

「本間一夫と点字図書館展」開催中です。


 旧商家丸一本間家の奥の間・次の間で企画展「本間一夫と点字図書館展」が開催されています。本間家の初代、本間泰蔵の孫にあたる一夫は5歳で失明するという試練にあいながらも、日本初の点字図書館を開設するという偉業を成し遂げた人物です。
 会場では彼の等身大パネルや生前彼が使用していた道具などを展示しています。また、会場の一部ではハンディ点字器を使用して点字を打つ体験ができます。


 今回は東京の日本点字図書館様から本間一夫に関する多くの資料をお借りすることができました。彼が実際に使用した点字器や当時の写真、点訳図書などをご覧いただきながら、彼の業績やその生涯について知っていただければ、と思います。

期間:9月16日(金)~9月28日(水)
会場:旧商家丸一本間家 客間・次の間
休館日:9月22日(木)


本間一夫(コトバンク)
日本点字図書館HP

2011年9月15日木曜日

第2回、井上靖の作品を読む集いが開催されました。


 8月10日、11日の両日、井上靖の作品を読む集いが開催されました。6月に行われた朗読の会に引き続き2回目の開催になります。今回も旭川市井上靖記念文学館で活動されているナナカマドの会のご協力で行われました。
 1日目の10日は『補陀落渡海記(ふだらくとかいき)』。熊野補陀落寺(くまのうらふだらくじ)の代々の住職に代々伝わる、61歳の11月に観音浄土をめざし生きながら海に出て往生を願うという渡海上人の慣わしがテーマになっています。周囲から追い詰められ、渡海から逃れられない老いた住職金光坊(こんこうぼう)の、死に向う恐怖と葛藤が描かれるという異色の短編小説です。
 2日目は『本多忠勝の娘(ほんだただかつのむすめ)』。連作「真田軍記」からの一遍で、徳川四天王の一人、本多忠勝の娘である小松姫と彼女が嫁いだ真田信之、その父である真田昌幸の関係を描いた短編小説です。
 ナナカマドの会の塩尻さんによる朗読の後にその背景となっている時代について中西さん、葛西さんから解説がありました。特に『補陀落渡海記』などはその得意な風習など初めて聞く方も多く、歴史的にも興味深いお話をいただきました。


 左から塩尻さん、中西さん、葛西さん。人によってはとっつきにくいと思われるかもしれない歴史小説の世界を楽しく解説していただきました。ありがとうございました。

/小野

2011年9月1日木曜日

「本間家探検」をリニューアルしました。


 「本間家探検」のページがリニューアルです。今回は本間家に遊びに来ていただいたハナエさんをモデルに、新たに写真を撮影いたしました。撮影を快諾していただいたハナエ様、ありがとうございました。囲炉裏のある上勝手や縁側に座って眺める中庭など、初めて来たのになんだか懐かしい、そんな本間家の雰囲気が伝われば幸いです。

 →本間家探検

2011年8月26日金曜日

三浦綾子作品の朗読会が開催されました。


 8月21日(日)、本間家の呉服店舗において「三浦綾子作品の朗読会」が行われました。7月30日に開催された朗読の会では三浦綾子作品の「氷点」を読みましたが、今回は「塩狩峠」です。


内容:明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。

 塩狩峠は比布と和寒の間にある峠です。小説は明治42年にここで実際に起きた列車事故が元になっています。当日の語りは札幌の渡辺淳一文学館で活動する朗読のボランティアサークル、「音夢(ねむ)の会」により演じられました。


 写真左から、ナレーションを担当した森田真弓さん、朗読を担当した木村恵子さん、鈴木栄子さん、松村美智子さん。右端がピアノ演奏をされた中村加代子さんです。今回の朗読は作品の解説を極力抑え、小説の朗読に重点が置かれておリ、来場された皆様は塩狩峠の世界に引き込まれ、食い入るように聞き入っていました。クライマックスの列車事故では涙で目頭を押さえる方も。
 情緒あふれる朗読の世界を披露していただき、ありがとうございました。

/小野

2011年8月10日水曜日

三浦綾子作品の朗読と解説~7月のイベントから~


 7月30日、「三浦綾子作品の朗読と解説」が開催されました。朗読はナレーターの中村啓子さん、解説は三浦綾子文学記念館特別研究員の森下辰衛さん、琴演奏は札幌市あいの里の「箏乃音(ことのね)会」の皆様です。今回は三浦綾子作品の「氷点」を朗読・解説していただきました。


 森下さんと中村さん。森下さんは元福岡大学院助教授で三浦綾子文学などを研究されていた方です。その解説と語り口は非常に丁寧でありながらも、時折笑いがこぼれるような楽しくわかりやすい内容でした。ナレーターの中村さんは117の時報なども担当されている「声の匠」。様々な人物の声を巧みに使い分け、来場者をドラマの世界へと引きこむ技術は圧巻でした。


 箏乃音の皆様。ストーリー中に要所要所の演奏で会場の雰囲気を盛り上げていただきました。

 朗読・解説・演奏とどれもレベルの高い内容で、三浦綾子文学の世界を存分に堪能することができました。機会があれば、是非また増毛で開催できればと願っています。

/小野

♪親子で楽しむ!おはなしとピアノのコンサート~7月のイベントから~


 7月24日、「♪親子で楽しむ!おはなしとピアノのコンサート」が開催されました。出演はNHK旭川放送局の村上里和アナウンサーを中心とした朗読と音楽ユニット「kotobe(ことべ)」によるパフォーマンスです。
 11時からの第1部では「ぞうのババール」、「あらしのよるに」が上演されました。朗読は村上さん、ピアノ演奏は岡本恵里さん、和楽器の演奏は世古さんです。途中リズム遊びなどもはさみながら、音楽と朗読の創りだす世界に小さいお子さんからお年寄りまで皆さんが没頭。楽しかったりハラハラしたり、あっという間に時間が過ぎて行きました。
 2時からの第2部では「ピーターとおおかみ」、「あるはれたひに」を上演。「あるはれたひに」は第1部の作品「あらしのよるに」の続編。オオカミとヤギの不思議な友情の行く末に聞き入るのでした。


 ユニット「kotobe」の皆さん。朗読・ピアノ・和楽器の他にも映像を出力するオペレータの古賀さんなど、札幌・旭川・深川と様々な地域・職業の方が集まった集団なのです。普通の絵本の読み聞かせとは一味も二味も異なる楽しい時間を過ごさせていただきました。

/小野

2011年8月9日火曜日

絵手紙教室~7月のイベントから~


 7月20日、好評だった昨年に引き続き、今年も呉服店舗2階を会場に絵手紙教室が開催されました。今回も留萌市から安達先生をお招きし、12名の参加となりました。


 熱心に指導を受ける参加者の皆様。


 はがきに練習した後はオリジナルのうちわ制作に挑戦。様々な作品が完成しました。自作のうちわであおぐと涼しさもまたひとしお。増毛町では絵手紙サークルが活動しており、今回の教室で興味を持たれた方は是非参加されてみてはいかがでしょうか。

/小野

2011年7月14日木曜日

増毛の民話影絵紙芝居の上映&影絵のワークショップ開催です。


 増毛の民話を題材にした影絵紙芝居が完成し、この作品のお披露目興行として上映会が7月12日、13日の両日開催されました。上の写真はピアノ伴奏を演奏していただいた松浦先生(左)と、影絵紙芝居を製作された浜崎ゆう子さん(右)です。


 今年度は権六という狸がおじいさんのために小判に化けるという「シュシュシナイの権六狸」、ニシン場のお母さんが熊に遭遇して大慌てする「おっとさんは熊」、増毛アイヌが部族の娘の復讐で戦いを起こすという「増毛アイヌの戦い」の3本が製作されました。語りは元陣屋図書館司書の本間さんです。


 真っ暗な場内に色鮮やかな影絵が映しだされるととても幻想的な空気が広がります。今までにも増毛民話の語りの会は開催されてきましたが、影絵の世界になるとまた一味違った雰囲気に。絶妙なピアノ伴奏が語りの声に重なり、来場者は熱心に聞き入っていました。


 13日の午後からは影絵作家浜崎さんの指導でワークショップも開催。みなさん初めての経験でしたが、思いの外素敵な作品が出来上がりました。シンプルな影絵もカラーのフィルムをバックにレイアウトして光を通すととても作品が引き立ちます。


 参加者の作品から。とても初めて作ったとは思えない出来映えですね。
 来場された皆様、そしてワークショップに参加された皆様、ありがとうございました。教育委員会では郷土の民話は地域の財産と捉えており、様々な形で民話を後世に伝えていくことは重要だと考えています。今回完成した影絵紙芝居も町内での上映機会を多く企画したいと思いますので、今回ご覧いただけなかった方もぜひ足を運んでみてくださいませ。

浜崎ゆう子さんHP:影絵プラネット
http://kageepla.net/japanese.htm


 /小野

「茶菓サービスの日」が開催されました。


 7月9日(日)、10日と「茶菓サービスの日」が開催されました。この期間に来館されたお客様にお茶とお菓子をご提供し、客間で一服していただこうという企画で、裏千家茶道サークル様と茶道表千家荒木社中様のからご協力を得て行われました。
 当日は慣れないお茶の作法に戸惑いながらも、みなさん自由にお茶と客間から見える中庭の景色を楽しんでおられたようでした。



 当日出された菓子は町内の高橋菓子店さんによる製作で、全て手作りです。甘さがあまりきつくなく、「美味しい」「とっても綺麗」という声もちらほら。当日は入館者100名様の限定だったために、この日いらっしゃったにもかかわらずサービスを受けられなかったお客様、大変申し訳ございませんでした。次回の機会にもぜひ足を運んでみてくださいませ!
 /小野

2011年6月17日金曜日

ミニ企画展「本間キミの時代」が始まりました。


ミニ企画展「本間キミの時代」
期日:6月17日~6月29日
会場:客間


 本間家の居宅にある客間で、ミニ企画展が始まりました。本間家2代目の妻として下国家から嫁いだキミさんについて、解説しています。室内にはキミさんの等身大パネルの他、彼女が実家である下国家から持参した薙刀(なぎなた)等も展示しております。ぜひご覧になってくださいませ。


 この方がキミさん。きれいな方ですね。展示説明の中から一部を抜粋してご紹介します。


 本間キミ。本間家の2代目、本間泰輔の妻として戦中、戦後と激動の時代を生きた女性です。彼女が下国濱三郎、モトの次女として茂辺地(もへじ)に生を受けたのは明治24年11月19日。折しも北海道は「鰊の百万石時代」の真っ只中にあり、日本海沿岸地域はどこもニシン景気で賑わっていました。
後述しますが、キミの父である下国濱三郎は茂別に館(たて)を構えた安東家政(あんどういえまさ)の子孫で、第17代目となります。彼の兄である下国貞之承(季元:かげもと)は16代目でしたが、息子が早卒だったために弟である濱三郎が下国季森として下国家を継ぐことになったのです。
 下国貞之承は明治9年に自宅において村内の子どもを相手に寺子屋を開いて読み書きなどを指導しており、これを受け継ぐ形で、濱三郎は翌明治10年に開設された茂辺地小学校の初代校長に就任しました。こうした家に育ったキミは明治35年に函館高等女学校尋常科、37年に同学校の高等科を卒業すると自宅でも近所の子供達に勉強を教えていたといいます。
 キミが本間家に嫁いだのは明治43年、19歳の時でした。丸一本間合名会社汽船部の函館支配人の仲立で縁を持つことになった下国家に対し、泰蔵は持ち船の「太刀丸(たちまる)」を満艦飾で七重浜に迎えに行きます。増毛に戻るとすぐに婚礼の儀と披露宴が催されましたが、宴は親族と顧客、使用人や女中などに分けて開かれ、4日間で5回に及ぶという盛大なものだったそうです。

 本間家2代目として将来を期待される泰輔でしたが、彼は泰蔵の没後、すぐに病気で亡くなってしまいます。3代目の泰次がまだ幼かったため、本間家の事業は妻であったキミの双肩にかかってくるのですが...続きは是非会場でご確認下さい。
 /小野

2011年6月12日日曜日

井上靖の作品を読む集いが開催されました。


 6月11日(土)、12日(日)と二日間にわたり、「井上靖の作品を読む集い」が呉服店舗で開催されました。旭川市にある井上靖記念館で活動されている「井上靖ナナカマドの会」のご協力により、作品の朗読と解説が行われました。11日はエッセイ「私の自己形成史」、12日は短編歴史小説「利休の死」が演目です。

 「私の自己形成史」では井上靖自身の生涯や生誕地である旭川市との関わり、彼の小説家としての活動を決定づけた様々な要因などについて解説されました。「利休の死」では豊臣秀吉と千利休の関係や当時の時代背景、利休が目指した茶の精神などを説明していただきました。


 左からナナカマドの会、塩尻さん、井上靖記念館の中西さん、葛西さんです。9月の10日、11日にも「井上靖の作品を読む集い」が予定されております。こちらの方にもぜひ足を運んでくださいませ!
/小野

谷本光公演が開催されました。


 若き天才ギタリスト、谷本光さんの公演が6月9日(木)開催されました。16歳で初めてギターを触れ、わずか1年半でCDデビューを果たしたという谷本さんの演奏に会場中が酔いしれ、会場となった呉服店舗は熱気に包まれました。


 オリジナル曲である「渡り鳥」や「夏空蝶」の他、「いい日旅立ち」や「涙そうそう」等おなじみの曲のカバーなども演奏。中学生からお年寄りまで様々な方が来場されましたが、どなたも”素晴らしい演奏だった”と感銘を受けられた様子でした。
 巧みな技術と繊細なメロディー。またどこかで(できれば本間家で?)谷本さんの演奏を生で聞きたいな、と強く思います。
 /小野

2011年5月30日月曜日

「井上靖の作品を読む集い」を開催します!


 井上靖の出生地、旭川市にある井上靖記念館の協力を得て、井上靖の作品の朗読と解説を行います。当日は井上靖ナナカマドの会から講師をお招きし、朗読と解説を行うものです。


「井上靖の作品を読む集い」

日 時:6月11日(土)午後6時~午後7時半
   朗読 井上靖『私の自己形成史』
   解説 井上靖の作品とその生涯について

    6月12日(日)午前10時~12時
   朗読 井上靖『利休の死』
   解説 井上靖の作品とその生涯について

場 所:旧商家丸一本間家 呉服店舗 1階
講 師:井上靖ナナカマドの会 理事 塩尻曜子氏
    井上靖記念館     職員 中西 睿氏
    井上靖記念館     職員 葛西由紀氏


※参加料は無料ですが、定員を先着100名様といたします。

お申し込みは増毛町教育委員会(53-2427)か、旧商家丸一本間家(53-1511)へ事前にお申し込み願います。

井上靖記念館HP
井上靖(wikipedia)

2011年5月17日火曜日

6月9日、谷本光公演を開催します!



 札幌出身の若き天才ギタリスト、谷本光(たにもとひかる)氏のアコースティックギターによるソロ公演が旧商家丸一本間家を会場として行われます。
 17歳でデビューした谷本氏は常識を越える高度なテクニックから繰り出す多彩な演奏が専門家からも絶賛されており、当日は彼のギターがたっぷりと楽しめるプログラムとなっております。
 日時は下記の通りです。たくさんの皆様のご来場をお待ちしております。なお、入場は無料ですが、会場整理の関係から定員は先着100名様とさせていただきます。お申し込みは増毛町教育委員会(0164-53-2427)か旧商家丸一本間家(0164-53-1511)までお願いいたします。

谷本光公演
日 時:6月9日(木)午後7時~
会 場:旧商家丸一本間家
主 催:増毛町教育委員会
問合せ:0164-53-2427(教育委員会文化振興係)


谷本光のつぶやき(ブログ)
谷本光(MySpace)
谷本光twitter

2011年5月3日火曜日

ゴールデンウィーク企画、「増毛の民話語り」やってます。


 ゴールデンウィーク中、特別企画として「増毛の民話語り」を開催しております。「シュシュシナイの権六狸」、「増毛山道物語」、「毘沙門丸と謎の三千両」など、増毛に伝わる伝説や民話を元陣屋の司書本間がお聞かせいたします。5月5日まで毎日実施しておりますので、興味のある方はぜひお立ち寄り下さいませ。

事業名:増毛の民話語り
会 場:本間家、呉服店舗2階
時 間:午後1時~2時

2011年5月2日月曜日

影絵紙芝居と朗読の会が行われました。


 4月29日(金)、呉服店舗にて「影絵紙芝居と朗読の会」が行われました。小さなお子様からご年配の方まで非常に幅広い世代の方にご来場いただき、予想を越える150名近い来場となったために会場もちょっと狭く感じられたかもしれません。
 NHK旭川の村上アナウンサーによる朗読と松浦さんによるピアノの演奏で影絵紙芝居の「ねずみの嫁入り」「幸福の王子」、そして絵本「おしりしりしり」と「泣いた赤鬼」が演じられ、真っ暗な中にぼんやりと浮かび上がる幻想的な影絵の世界を楽しんでいただけたのではないでしょうか。「おしりしりしり」では子どもたちも参加して大きな声で一緒にしりとりをするなど、歓声の上がる場面もありました。
 
 朗読をしていただいた村上里和アナウンサー。

 やさしく、雰囲気のある語り口が特徴的な方でした。

 教育委員会では現在、今回上演した影絵紙芝居の作者である浜崎ゆう子さんに増毛の民話の影絵紙芝居の制作を依頼しており、完成した際はお披露目の上演会を予定しています。こちらの方もぜひ楽しみにしてくださいませ。

 /小野

2011年4月21日木曜日

4月29日(土)影絵紙芝居の上映です。



 旧商家丸一本間家、23年度今年のイベント第一弾は「影絵紙芝居&絵本の朗読会」です。影絵紙芝居は影絵作家浜崎ゆう子さんの作品から「ねずみの嫁入り」、「幸福の王子」を、NHK旭川放送局の村上里和アナウンサーの朗読でお届けします。
 また、村上里和さんには他にも「泣いた赤鬼」の読み聞かせもしていただく予定です。暗くした旧商家丸一本間家の店舗を会場に、ぼんやりと幻想的な世界が広がります。入場は無料ですので、ぜひふるってご参加下さいませ。

日時:4月29日(金)午後2時開演
内容:影絵紙芝居「ねずみの嫁入り」、「幸福の王子」
   朗読「泣いた赤鬼」他
観覧料:無料

2011年4月11日月曜日

平成23年度は4月22日オープンです。


 当施設の名物解説員、松本さんからのご挨拶です。


平成23年度の開館について

 大変長らくお待たせいたしました。増毛町の重要文化財、旧商家丸一本間家(きゅうしょうかまるいちほんまけ)は、4月22日(金曜日)に開館いたします。今年度からは呉服店舗の2階、付属屋の2階と3階部分が見学できるようになった他、年間を通じて様々な事業を計画しております。ぜひ足をお運び下さいませ。

開館期間:4月22日~11月9日
開館時間:午前10時~午後5時

2011年1月6日木曜日

明けましておめでとうございます。


 新年明けましておめでとうございます。本年も当施設をご愛顧下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 現在旧商家丸一本間家は冬季休館中ですが、職員の松本さんは施設の除雪に追われる日々です。


 そんな忙しい合間を縫って現在松本さんが製作している外看板。各種イベントのポスターやお知らせなどを掲示するためのものを一から手作業で構築中です。4月下旬に開館する頃にはお目見えする予定。

 /小野