5月中旬だというのに増毛町は寒い日が続いています。
晴れてくれーーー!と空を仰いでみても何も変わらず。
……自然には勝てない。
もうご存知の方も多いかと思いますが、
増毛町にある「厳島神社」の「本殿」と「奉納絵馬」が
平成30年3月に北海道有形文化財に指定されました。
この神社は松前の商人であった「村山伝兵衛」が
宝暦年間(1750年代)に建てた弁天社がもとになっているそうです。
明治26年に現在の場所(増毛町稲葉町3丁目)に移転し、
本殿は明治34年に完成しました。
新潟の宮大工が約2年かけて完成させたそうです。
本殿は総ケヤキづくりで、とても細かく美しい彫刻が施されており、
屋内に保存されているため、状態も極めて良好です。
奉納絵馬も北海道有形文化財に指定されたのですが、
一番古いものは文久2年(1862年)のものだそうです。
拝観料がかかりますが、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
先日、晴れた日に撮影に行ってきましたが、
桜の季節の境内はとても綺麗ですよ。
なお、御朱印の記帳も行なっているとのことですので、
興味のある方はぜひ、どうぞ。
拝観希望の方は社務所までご連絡ください。
※事前に電話予約していただくと確実です。
〇北海道指定有形文化財
増毛郡総鎮守 厳島神社
〒077-0204
北海道増毛郡増毛町稲葉町3丁目38番地
電話 (0164)53-2306
拝観料/300円(高校生以下無料)
私どもの施設、旧商家丸一本間家にもどうぞお立ち寄りくださいませ。
お待ちしております。
スタッフ/山崎