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2010年9月14日火曜日

民話の語り部、終了いたしました。


 9月11日(土)から13日(日)にかけて、「佐渡の民話語り」が開催され、計6回の講演が終了いたしました。すべての講演で異なる民話をお話いただき、何度来場しても違うお話が楽しめるという趣向で、複数回ご来場いただいた方も多くいらっしゃいました。


 吉田純子さん。佐渡の地理なども説明されながら、「クラゲに乗った殿様」や「海に落ちた鬼」、鶴の恩返しのモデルとなった「キジ女房」などの民話をお話されました。


 金子勝雄さん。佐渡の方言も巧みに交えながら、「悲しい佐渡牛」、「山んば八専」、「えん魔さまになった弥平九郎」などの民話をお話されました。


 大岩ミドリさん。まるで自分が大岩さんのお宅におじゃまして雑談でもしながらお話を聞いているような気持ちになる、とても自然な語り口でした。「川茂の太郎杉」、「佐渡おけさ」、「小倉天狗」などの民話をお話されました。


 最後に語り部の皆様全員で。ちなみに夜の部の講演のみ、民話の後に狂言回しの「お神酒天狗」を披露いただいたのですが、写真はその時の衣装です。右から大天狗、小天狗、酒屋のおかみさんという役。お使いの帰りについお神酒に口をつけてしまう小天狗の酔っ払いぶりには会場からも笑いがこぼれました。

 期間中数多くのお客様にご来場いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。