今日は比較的あたたかく、気持ちのいい日になりました。
今年は例年よりいくらか降雪量は少ないのですが、寒さの厳しい日が
続いていましたので、この暖かさは「ほっ」とします。
ところで4日は「節分の日」でしたね。どんな行事をされましたか?
恵方巻を食べたり豆まきをしたり・・・。季節の節目に昔から伝わる行事をするのは
大切なことだと思います。ぜひ日本の良き行事を楽しみましょう。
我が家では昔は豆まきをしていましたが、最近は恵方巻を食べます。
神棚に豆とお神酒を供えてから、恵方巻にかぶりつく・・・といった一夜を過ごしました。
さて今日は「当直日誌」なるものをご紹介いたします。
これは本間家に残っていた貴重な資料の一つです。
書き下し作業をさせて頂いておりますが現在進行中で、その中の一文をお見せしたいと
思いました。
大正6~8年の日誌です。
この中を見てみますと驚くことがたくさんありました。
7人交代で、毎晩当直をしています。
夜の8~9時くらいの間に出勤してきて、各部屋の見回りをします。
鍵や火の元・・一晩に2~3回です。
これは経理部大番頭の「橘和七さん」が書いた、大正7年4月22日のもので、ちょうど
ニシン漁も最盛期の頃です。
本間家の奥帳場に和七さんの写真がありますが、なかなかのイケメンです。
6行目からの一節で
『群来、差網の大漁、当店の場所の如きは大々漁、七福神寶の入舟』・・・と
大喜びの様子が伝わってきます。
日々の出来事やニシンの情報、町の様子等々・・・細かに記載されていて
昔の人々の生活がよくわかります。
まだまだ興味深いお話がありますので少しづつ、取り上げてみたいと
思っています。
本間家開館日(平成27年4月21日)にはぜひお越しください。
この日誌も展示したいと思います。
:女中頭 さとう
旧商家丸一本間家
100年前の明治時代の姿をそのまま現代に伝えている旧商家丸一本間家。
屋根瓦の一枚一枚には家紋が彫り込まれ、壁面や門柱には洋風の装飾が施されるなど
当時の建築職人の心意気が感じられます。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
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お問い合わせ
旧商家丸一本間家
令和2年度開館………………………………4月17日(金)
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。