今日はとても冷え込んでいます。今年一番の寒さがやって来ました。
今朝は-19°でした。
体調管理が大切ですね。気を付けて日々頑張りましょう~。
今日は「本間キミ」さんという方をご紹介致します。
とても美人な方でしょう?
明治43年3月19日 19歳で増毛・本間家にお嫁入りをしました。
本間キミさんは明治24年11月19日、下國濱三郎夫妻の次女として
茂辺地で生まれました。(現在の北斗市)
キミさんが生まれた明治24年の北海道の日本海沿岸は「ニシン景気」で湧き上がっていました。
増毛も例にもれず、北前船の往来があり、ニシンが獲れ千石場所と呼ばれ、
今の町中とは想像もつかないくらいの賑わいがありました。
松前藩の重臣であった下國家・・・武家の子女として育った中で商家にお嫁入りするということは
キミさんにとって、どれほど厳しいものであったか・・と想像してしまいます。
丸一本間は天塩国一の豪商と呼ばれた家です。
婚礼の際は持ち船の「太刀丸」でキミさんを迎えに行きます。
増毛に戻るとすぐに婚礼と披露宴が執り行われました。
4日間5回にわたっての盛大な祝宴だったと言います。
呉服業・醸造・ニシン漁業の網元・荒物・雑貨・海運業・・・と、不安を感じる間もなく
日々を暮らしていたことでしょう。
しかしこの後、昭和2年に初代が亡くなり、次の年には自分の夫・泰輔さんも
病で亡くしてしまいます。
この大きな商家をどうやって維持していくのか・・・悲しみに浸っているわけには
いかなかったのです。
キミさんもまた時代の流れに乗りながら、大店を次々と縮小していき、
とうとう、この「本間ののれん」を守り抜きました。
凛とした美しい女性、キミさん。
激動の時代をあざやかに生きたのです。
成人の日、テレビのニュースを見ていてふとキミさんのことが頭に浮かびました。
20歳を前に、この増毛まで船に揺られてお嫁に来たことを。
キミさんの詳しいお話は「本間家」でガイドをさせて頂きます。
ぜひお越しください、お待ちしております。
:女中頭 さとう
旧商家丸一本間家
100年前の明治時代の姿をそのまま現代に伝えている旧商家丸一本間家。
屋根瓦の一枚一枚には家紋が彫り込まれ、壁面や門柱には洋風の装飾が施されるなど
当時の建築職人の心意気が感じられます。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
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お問い合わせ
旧商家丸一本間家
令和2年度開館………………………………4月17日(金)
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。