昨日はやっと春か~?と思ったら突然の雪が降ってきました。
今日は一転、朝から晴れています。
昔から「彼岸荒れ」といってこの時期になると何故か空模様が怪しくなるようです。
気温が高めなのでほとんど雨に近いような雪でした。
写真のように道路はべしゃべしゃです。歩いていても、車に乗っていても気をつけなければならない時期です。
春が来ると思えば悪路もガマン・ガマンです。
「旧商家丸一本間家」は明治26年の竣工です。今から121年前の建物です。
明治13年の増毛大火で泰蔵さんは家産を焼失してしまいます。
明治14年から建物はもちろん、商売も拡大していきます。
建物は石造り・土蔵造りの不燃材料を使ったことでこうして現在まで
残っています。
重要文化財になった理由の一つが『「木骨石造」などによる防火意識に則った
建物群からなる商家の重要部分が良好に残っている』というものです。
東西の卯建を始め、いろいろな工夫がされています。
家産を焼失した泰蔵さんは本当に悔しかったのでしょうね。
莫大なお金がかかったことでしょう。
質素な部屋から贅沢を尽くした客間まで、明治時代の栄華を感じられると
思います。
床の間の天袋や地袋・襖の引き手・欄間・書院造りなどなど、細かく
見て頂きたいと思います。
襖に書かれた「書」は明治3大書家、巌谷一六のものです。
客間の書は「赤壁の賦」といい、原文は「唐宋八大家」の「蘇軾」が書いています。
三国志の中でも、曹操軍と劉備連合軍が戦ったシーンは名場面です。
見所一杯の本間家です。
深く知ればとても楽しい時間が過ごせると思います。
もうすぐ、開館を迎えます。
そろそろ、準備にかかりま~す。
女中頭 さとう
旧商家丸一本間家
100年前の明治時代の姿をそのまま現代に伝えている旧商家丸一本間家。
屋根瓦の一枚一枚には家紋が彫り込まれ、壁面や門柱には洋風の装飾が施されるなど
当時の建築職人の心意気が感じられます。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
旧商家丸一本間家
令和2年度開館………………………………4月17日(金)
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。