旧商家丸一本間家
100年前の明治時代の姿をそのまま現代に伝えている旧商家丸一本間家。
屋根瓦の一枚一枚には家紋が彫り込まれ、壁面や門柱には洋風の装飾が施されるなど
当時の建築職人の心意気が感じられます。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
本間家は「丸一本間」の屋号で、呉服商に始まり鰊漁の網元、海運業、酒造業など時代とともに多岐にわたり事業を展開し、家屋もそれに伴って増築していきました。
現在は建物の大部分が修繕・復原され、店鋪や居宅部を含む、 広大な建物の内部を見学できるようになっています。
旧商家丸一本間家
令和2年度開館………………………………4月17日(金)
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。
本間家ミニ縁日(中止)……5月30日(土)、31日(日)
企画展「ミニ明治村展」 6月12日(金)~28日(日)
茶菓サービスの日(80名様限定)……延期(延期日未定)
令和2年度閉館……………………………11月 4日(水)
※事業内容は変更する場合があります。
2014年1月27日月曜日
中庭の雪
こんにちは。先週末は気温も上がり、雨も降りました。
暖かかったのですが今日はまた気温が下がりました。寒いです・・・。
これは本間家の中庭です。写真に写っている「すのこ」のような物は雪囲いです。
屋根から落ちて来る雪がガラスを直撃しないようにするのです。
また、「焼尻オンコ」や「白木蓮」の木にも北風に晒されて新芽が凍ってしまわないように囲いをします。
こうした囲いは雪が降る前に準備します。
雪国の風物詩ともいえる、大事な秋の作業です。
苦労して囲いを済ませておけば、冬の雪から建物や植物を守っておけるのです。
軒下まで届きそうな雪山を、少しづつ取り除いているのは大番頭松本さん。
毎日元気に雪かきをしてくれています。
「そのうち、とけるべや~!あと少しの辛抱だ~」前向きです。。。
さて、泰蔵さんの手帳からです。
明治43年。この年は増毛建網が始まって以来の大不漁。
町内に「118ヶ統」の建網があったらしいがこの年は増毛全村で大変な事態になっていたようです。
本間家でも沖揚機械を据え付け、ニシンを待っていたようですが大赤字になってしまい、
若者衆は早くに解雇され、特別手当ももらえず、厳しい漁期となったようです。
今のお金にすると約1億2000万ぐらいの損失だったようで、泰蔵さんもガックリと肩を
落としていたことでしょう・・。
それでは、また次回に!!
女中頭 さとう