こんにちは。
7月ももうあとわずかですね。
学校が夏休みに突入したようで、
平日でも学生さんの姿を見かけるようになりました。
いいなぁ……夏休み…。
自分の子供時代を思い出します……かなり昔の…。
現在、本間家では企画展「うつわ ― 本間家の九谷焼 ―」を開催しています。
昨年、石川県にあります「石川県九谷焼美術館」の方が
北海道に渡った九谷焼を調査するためいらっしゃったのですが、
その際に当館の九谷焼も見ていただきました。
本間家の九谷焼は、ほとんどが明治時代以降に作られたものだそうで、
良品が多いとのことでした。
これは皆さまにお見せしないともったいない、ということで、
今年度の企画展に採用されたのです。
本間家の方々が普段から愛用していたようで、
欠けたお皿や、茶渋がついた急須などもあり、
小さいものから大きいものまで、合わせて38種類の九谷焼を展示しています。
他にも「大聖寺伊万里」というものも何点かあります。
九谷焼の製品には、窯元ごとにそれぞれ銘が入れられていますが、
「九谷」だけではなく「九谷松原」や「九谷松栄堂」など、
いろいろな種類があります。
それらを見るのもなかなかおもしろいですよ。
ちなみに上の写真の大聖寺伊万里の銘は「大明成化年製」です。
企画展は11月6日まで開催しています。
陶器がお好きな方、九谷焼に目がない方、ぜひご来館ください。
お待ちしております。
スタッフ/山崎